シャッターボタンの半押し

デジカメで写真を撮る際、シャッターボタンを半押しして、ピントが合っていることを確認してから、シャッターボタンを押し込んで撮影完了となります。

半押しは写真撮影時の通過点でしかありませんが、半押し時にはカメラが自動で、「撮影にとって大事なこと」を複数やってくれています。

ひとつは「ピント合わせ」
デジカメ時代になり、ピント合わせを手動で行うことは、大変困難を極めます。

フィルムの時代は、光を受け取るフィルムに感光材料が塗られています。
物理的に塗られていますから、三次元的な厚みがあり、その厚みが微妙なピントのズレもフォローしてくれました。

デジタルの光を受け取る撮像素子では、表面の一点のみが光を感じ取りますので、ピントのズレがあると、ストレートにピンボケとなってしまいます。

そういう理由からデジカメでは、「ピント合わせは自動に任せる」のが無難ということになっています。
2万円以上のコンパクトデジカメには、手動ピント合わせが可能な機種も出ておりますが、シャッターチャンスを逃しやすい操作性となっております。

ふたつめの「露出調整」も重要な役割です。

全自動撮影モードで撮影する場合は、
ISO感度シャッター速度絞りの組み合わせをカメラが自動で設定してくれます。そのお陰で、どんな場所・時間でも、一定して撮影が可能となっています(見える明るさで撮影される→適正露出)。

仮に、Pモード撮影で、ISO感度が100に手動設定してあっても、シャッター速度と絞りだけで、適正露出を得るように自動調整してくれます。ただし、この場合には、ISO感度が100なので、夜間の屋外など、暗い場所での撮影は適正露出が得られず、感度を上げる必要が出ます。一概には言いにくいですが、都市部の不夜城的な場所では1600程度でも行けるかもしれませんが、街灯も無いような場所、暗めの店内では、12800でも足りない可能性があります。「写真は光が無ければ撮れない」の原則はこの辺から来ています。

適正露出を決めるメカニズムについては、次回、記述しますね。
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