適正露出

『適正露出』=丁度良い明るさ

昼間や夜間、屋外や屋内など、どんな場所でも 『光』 さえあれば写真は撮影できます。

ただ、時間や場所によって、明るさは全て違います。それでも一定した明るさに写せる秘密が、『自動露出』です。

自動ではなかった頃は、カメラのファインダーを覗くと、アナログの針があって、シャッター速度と絞りを手動で調整しながら、針が±0を指す様にしてから撮影していました。さらに昔になると、露出計という計器をカメラと一緒に持ち歩き、撮影場所ごとに計測して、その数値通りにカメラを設定してから撮影していました。

カメラの機構の中で、明るさ(露出)を調整する部分は、『シャッター速度』と『絞り(光の通り道の広さ調整)』になります。

適正な明るさにするためには、シャッター速度を速くすると、絞りは開放寄りに(広く)する必要があり、シャッター速度を遅くすると、絞り込む(狭くする)必要があります。
また、絞りを開放寄りに(広く)していれば、シャッター速度は速くする必要があり、絞り込んで(狭くして)いれば、シャッター速度は遅くする必要があります。

この関係は、水道の蛇口からバケツに水を溜めることに例えられます。

蛇口=絞り バケツが満杯になる時間=シャッター速度

蛇口(絞り)を全開(開放)にすると、バケツはすぐに満杯(シャッター速度速い)になります。
蛇口(絞り)をちょっとしか開かないと、バケツを満杯にするには時間が掛かります(シャッター速度遅い)。

絞った場合はシャッター速度が遅くなり、開放の場合はシャッター速度が速くなるという反比例のような関係にあり、このことを専門的には『相反則(そうはんそく)』と言います。この関係が成り立たない、例外的な場合には『相反則不規(そうはんそくふき)』と言います。ここは、テストに出ます!!

シャッター速度が速ければ、動いている物でも止めることが出来ますし、絞り込めば被写界深度(ピントが合ったように見える奥行き)が深くなります。自分がどのように撮りたいかで、シャッター速度か絞りを任意に設定したいという需要が出来ます。そこに昼間の撮影なのか夜間の撮影なのかで、明るさが違いますから、「ISO感度を変更しなければいけないかも」という次の問題が出てきます。
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