月は遠い

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大砲のような望遠レンズは、大変高額になりますし、重量もあります。

12年前、写真専門学校入学に合わせて買った望遠ズームレンズ80~200mm。開放F値は全領域で2.8。俗に言う「明るいレンズ」です。買った当初は、すごい大きくなるなぁと驚いたものですが、月を撮るには全然足りない。

そこで工夫。

デジタル一眼レフカメラ本体だけでも良いものを持っていれば、出来る工夫になります。

C社の場合はフルサイズをAPS-Cへ、N社の場合、FXフォーマットをDXフォーマットへ切り替えます。
使用できる画素数は半分程度になってしまいますが、レンズの焦点距離が1.5~1.6倍相当になります。
N社の場合、80mm~200mmのレンズならば、120mm~300mm相当になるんです。

上の写真は300mm相当にして、さらに、かなりトリミングをして、月の周りの黒い空を削りました。

PCの画面で見ても、月の輪郭がガタガタしていますので、これはやり過ぎ感満載ですが、スポット測光で、月の明るさに合わせて撮ることで、三脚を使わず、手持ちで撮影できました。通常の測光では画面全体の明るさの平均値で調整されてしまうので、シャッター速度はかなり遅くなり手ブレ。お陰で月は真っ白、空は黒いはずが白っぽくという散々な結果になります。

今回は一眼レフの使い方の中でも、撮影者が意図して調整するものなので、慣れていないと難しいかもしれませんが、一眼レフ使いとしては、基本になります。

お金で解決することは出来ますが、工夫次第で不可能が可能になるということをお伝えしたくて。
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